
BRANDING
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CLIENT.仁尾興産株式会社
豆腐の凝固剤として知られる「にがり(塩化マグネシウム)」の生産で国内トップシェアを誇る仁尾興産株式会社様より、にがりを活用した一般消費者(BtoC)向けのライフケア商品の新規ブランディングをご依頼いただきました。ondoでは、ブランドネームの策定やコンセプト開発から携わり、バスソルトやハンドクリームなどのパッケージデザイン、香川県でのロケーション撮影を含めたビジュアル制作、そして公式ウェブサイトの構築まで、コミュニケーションデザイン全般をトータルでプロデュースいたしました。
長年BtoB(企業間取引)を中心に事業を展開されてきた老舗企業である仁尾興産様にとって、一般消費者へ直接商品の魅力を届けるためのブランド基盤の構築が急務でした。また、消費者にとっては「にがり=豆腐を作るもの」という認識が強く、にがりの主成分である塩化マグネシウムが本来持つ「高い浸透圧で肌の潤いを保ち、体を芯から温める」という美容・健康面での優れた効果が十分に伝わっていないという課題がありました。この「海の恵み」の価値を再定義し、新しい市場を開拓するための道筋を描く必要がありました。
ondoは、にがりが持つ美容・健康面での優れた効果に光を当て、一般消費者のライフスタイルに深く溶け込むトータルブランディングを提案。
「にがり=豆腐の凝固剤」という従来のイメージを覆し、海のミネラルから発想を得たライフケアブランド『umiral(ウミラル)』というネーミングを開発しました。さらに、主成分である塩化マグネシウムの「肌の潤いを保ち、体を芯から温める」という本質的な価値を日常の心地よい習慣として取り入れてもらうため、「にがり浴で、ここち良く。」というコンセプトを策定。現代の美容・健康ニーズに合わせた新しい市場へ向けて、にがりの価値を鮮やかに再定義しました。
ブランドのルーツである瀬戸内海の美しい海を想起させる「ブルー」をブランドカラーに選定。ロゴやバスソルト、ハンドクリームなどの製品パッケージには、心地よい「波のゆらぎ」を感じさせるデザインを落とし込みました。ターゲット層の日常に自然と馴染むシンプルさと洗練さを兼ね備え、手に取るたびに海の癒やしを感じられる佇まいを形にしています。
ブランドのルーツである四国・香川県の瀬戸内海を舞台に、美しく穏やかな光景を捉えたビジュアル撮影を敢行。Webサイトではこの情緒豊かなビジュアルをダイナミックに活かし、訪れた人が海の温かみや心地よさを直感的に疑似体験できるような、ブランドの世界観を色濃く反映したデザインを構築しました。洗練されたビジュアル表現を通じてブランドの情緒的価値を大きく向上させ、Webから各種プロモーションツールにいたるまでブレのない一貫したコミュニケーションを設計しました。
『umiral』は、ロフト様やプラザ様、また@コスメ様へと販路を大きく拡大させることに成功しました。特に@コスメにおいては「入浴剤ランキング2位」を獲得するなど、ターゲット層から非常に高い支持を集めています。さらに、新商品となるスクラブの製造・パッケージ制作を新たに進めることで、さらなるブランド認知度の向上と販路拡大を続けています。こうした実績やondoが構築したクオリティを高く評価いただき、仁尾興産様から新規案件の制作をご相談いただくなど、企業全体の次なる事業展開を支える強固な関係へと発展しています。